マーケットイン・プロダクトアウト・後工程はお客様~QCの考え方①~QC検定【品質管理検定】

2019年10月15日火曜日

QC検定




こんにちは。インコです。
前回の記事ではQC検定3級の実践分野の大まかな内容について説明させていただきました。


実践分野は計算問題がなく暗記のみとなるため復習が今まで以上に大切になってきます。毎日コツコツ継続していきましょう。


実践分野の内容と勉強法に興味がある方は↓↓↓

QC検定【品質管理検定】の実践分野って何が出題される?手法分野との違いとは?

こんにちは。インコです! QC検定は「品質管理の手法」と「品質管理の実戦分野」の二つの分野に分類されるのはご存じでしょうか。 品質管理の手法分野は計算分野やQC7つ道具や新QC7つ道具といった割とメジャーな分野が出題されます。 どちらかというと理系向きなステージであり、一度型を覚えてしまえば後々楽に解けるのが特徴です。 ...


さて今回の記事では実践分野の入り口である、QCの考え方に移ります。この範囲は実戦分野の入り口なのでとても情報量が多いです。


しかし品質を語るうえでとても重要な基礎が述べられていますので是非理解を深めましょう。


範囲が少し広いので4部構成で記事を書いていきます。

QCの考え方




この範囲は「QCの考えかた」という枠組みなだけあり、品質管理における基本的な考えについて問われます。


品質を考えるうえで何が大切なのか、どういった考えで品質と向き合えばいい結果に結びつくのか。


そういった所が重要となってきます。


この範囲は試験に受かるためだけというより、実際の業務においてもこう言った思考はとても重要であり基本でもあります。


すでに業務に携わっている人は今一度復習を。
今後携わる予定の方はしっかり理解を深めるといいでしょう。


マーケットイン・プロダクトアウト




「マーケットイン」・「プロダクトアウト」という言葉はご存じでしょうか。
恐らくすでに働かれている方は馴染みがある言葉かと思います。


品質管理に関わらずメーカーに携わるのであれば避けては通れない考え方です。
それぞれの意味としては以下になります。


マーケットイン


生産する側が市場における消費者のニーズを十分に考慮し、消費者の期待に応えられるような商品やサービスを市場に供給していく事。


顧客第一の考え方。


多様なニーズに素早くタイムリーに対応していくことが可能。


プロダクトアウト


企業が自社の販売・生産計画に基づいて、市場へ製品やサービスを提供する事。


企業開発者第一の考え方。


大量生産して作れば売れた一昔前の考え方。




上記二つでどちらが大切かというと間違いなく「マーケットイン」です。


「マーケットイン」は現代社会を生き残るために必要不可欠な考え方であり、この考え方を持っていないと、


顧客市場ニーズに合わない情報システムを提供してしまう可能性があるからです。


QC検定の試験で問われることはもちろんですが、この二つ考え方の違いは、日々の仕事でも役立つかもしれないのでしっかり理解を深めましょう。


品質第一




品質第一とは企業が経営戦略を展開していくうえの一つの考え方であり、品質至上ともいわれています。


経営戦略とは企業が競争的環境の中で生き抜いていくためにたてる基本的な方針で、品質第一の他に、新製品戦略、価格戦略などが存在します。


また企業には需要の3要素というのが存在します。


・品質(Quality)
・コスト(Cost)
・納期(Delivery)


優先順位としては、

品質(Qコスト(C納期(D

の順となり、品質を最優先に考えて、お客様第一に、製品やサービスを提供する活動をしていけば、おのずとコストの低減、納期の順守に結びつきます。



後工程はお客様




先ほどお伝えした通り、お客様の要求を満たす・満足していただく製品やサービスを提供しなければ企業は生き残れません。


復習にはなりますが
顧客志向・マーケットインの考え方を持つことで、お客様が望んでいる製品やサービス、または期待以上の価値を提供できることも可能となり結果として企業の存続に繋がります。


また顧客の満足を得るには、皆が一丸となり「品質第一」を掲げ品質管理と向き合うことが重要となります。


ここでこの章の見出しである、後工程はお客様という考え方を企業内で持つことが重要となります。


後工程とは次の工程の事を指し、
その後工程満足してもらえる仕事をする事、情報提供する事が「品質を第一」とした考え方で品質管理を推進するための自身の役割となります。



プロセス重視




これまでは製品の品質について述べてきました。


しかし製品のみにフォーカスするのではなく品質の良いものを常に生み出すことが出来るように、そのプロセス(仕組み)に着目することも重要となってきます。


商品やサービスの結果が悪いということは、その結果を生み出している「プロセス」に問題がある、ということも少なくありません。


その問題を解決するには何をするべきか?
答えは


品質工程で作りこむ


という考え方を持つことです。
プロセスを管理するということは、設計・部品・製造工程などのプロセスや仕事のやり方に着目して管理し改善させて行くことを指します。


QC検定ではこれらの語句は頻出ですので確実に押さえておきましょう。



因果関係




品質を管理するうえでは結果とその結果にいたった要因というのは切っても切れない関係です。


この結果を表す項目を特性といい、結果にばらつきを与える原因系を要因といいます。


これら二つをの因果関係を系統的に表した図として特性要因図があります。


品質管理では、特性に影響を及ぼす要因を管理していくことを重要視しています。


特性要因図についてまとめています。
QC検定における攻略も書いているので興味ある方は↓↓↓

QC検定3級(品質管理検定)攻略。QC7つ道具「特性要因図」を5分解説

こんにちは!インコです。 前回の記事ではQC7つの道具の一つであるパレート図についての攻略をご紹介いたしました。 パレート図は業務でも重宝するので是非理解しておきたいツールでしたね。 得点率も高いのでしっかり理解しましょう! パレート図に興味がある方は是非ご覧ください! こんにちは!インコです。 前回のブログでは、測定誤差や基本統計量について述べさせていただきました。 ...



まとめ



・品質を考えるうえで「顧客」を第一に考える。

・品質は製品だけでなくプロセスも重要である。

・市場ニーズを察知し形にすると企業は生き残る。


いかがでしたか?
今回はQCの考え方について述べていきました。


次回は続編の対策・防止について書いていきます。
それでは!

応急対策・再発防止・未然防止の違いを徹底解説~QCの考え方②~QC検定【品質管理検定】

皆さんは働くうえでどのような予防・防止・対策をおこなっていますか? 実際にこれらの違いを問われたときに正確に答えてそれを実行できていますか? 今回の記事はそれらの違いを分かりやすくまとめていきます。 予防・防止・対策は特にものづくりに携わる方はぜひ理解を深めたい分野です。それ以外でも幅広いQCを考えるうえではこれらの知識は確実に押さえておきたいところです。 こんにちは。インコです。 ...


QC検定3級を楽して合格したい方にお勧めです!

QC検定3級【品質管理検定】を合格したい方必見!0から3ヶ月で9割獲得した勉強法のすべて

ものづくりに携わるうえでものづくりと品質管理という役割は切っても切れない関係なのはご存じでしょうか? 最近は品質の不正などの多発により「品質」への関心が集められています。 その関心と共に注目されている自己摘発が そこで今回の記事はQC検定3級をした自身の経験をもとに攻略法・勉強法をお伝えできればと思います。 Point.1 こんな人にお勧めです ・勉強時間が足りないから要領よく学びたい ...


ブログランキング参加しています!

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村


勉強法ランキング

FC2 Blog Ranking


QooQ