QC検定【品質管理検定】の合格率・受験者数・年齢・合格者数~第28回(2019年9月)~

2019年10月6日日曜日

QC検定





第28回のQC検定【品質管理検定】の合格者の発表が先日あったのは皆さんご存じでしょうか?


本記事では「QC検定とは」から今回の第28回QC検定の考察を行っていきたいと思います。


第29回の受験を希望されている方は是非参考にしていただけると幸いです。


JSA Group 日本規格協会グループ-https://webdesk.jsa.or.jp/common/W10K0500/index/qc/

QC検定【品質管理検定】とは




QC検定とは、

「組織で働く人々の品質管理能力を向上させることで、製品やサービスの質の改善、コストの改善、組織の体質強化を目指す。さらに品質の知識の理解を深めることで日本の産業界全体の底上げに役立つ制度として2005年に始められた検定」


2005年からスタートということはまだ14年という年月しか経過しておりませんのでまだ歴史が浅い、どちらかというとマイナーな検定といえるでしょう。


さてこのQC検定の大まかな定義からもわかるように、QC検定・品質管理の最大の使命というのは


Point.1 品質管理の最大の使命 品質の確立・向上=組織の発展に貢献


ということが読み取れます。
このことから品質管理というのは縁の下の力持ちの存在だということが分かります。


ここで2018年度までのQC検定で最も人気なレベルである3級の受験者数を見てみると、受験者数は年々増加していることが分かり、3級に限らずQC検定の受験者数全体が今後も増加していくと考えられます。







過去10年における各級の合格率の推移





QC検定には4つの級があります。


4級3級2級1級


最も受かりやすいのが4級であり、合格率はおよそ85%前後とされています。

一方最も難しいのが1級であり、合格率はおよそ8%ほどであり低いときは2%という数値もたたき出しています。


この合格率はおよそ10倍~40倍の違いがあり、QC検定を受ける際は自身にあった難易度の級を受けるのがいかに大事か分かります。


それではさっそく級別の合格率の推移を見てみましょう。





上のグラフが級別の過去10年の合格率の推移となります。


見てわかる通り級が上がるごとに合格率は
85%50%20%7%と低い値を示す傾向が分かります。


各級の合格率は多少浮き沈みがあるにしてもほぼ横ばいを維持しようとしている傾向がみられるので今後もこの合格率を基準として自身の受験する難易度を決定するのがのぞましいでしょう。





各級の「合格率」・「年齢」の関係




さて次は各級の合格率と年齢の関係についてみていこうと思います。


先ほどQC検定を受ける際は自身にあった難易度を受けるべきとお伝えしましたが、初めて受ける方などは自身のレベルなどは把握できていないですよね。


今自分が受けようとしている級はどういった年齢層が多いのか自身の年齢と照らし合わせることで、自身のレベルを知る一つの参考材料になるかもしれません。


それでは4級から順次見ていきましょう。
*グラフは縦軸[人]、横軸[歳]、第二軸[%]となっています。




第28回QC検定4級の合格率と年齢の関係



・受験者数[人]:11384

・合格者数[人]:9565

・合格率[%] :84







第28回QC検定3級の合格率と年齢の関係



・受験者数[人] :37276

・合格者数[人] :18530

・合格率[%]  :49.7




第28回QC検定2級の合格率と年齢の関係



・受験者数[人] :12557

・合格者数[人] :2883

・合格率[%]  :23






第28回QC検定1級の合格率と年齢の関係



・受験者数[人] :1045

・合格者数[人] :27

・合格率[%]  :2.6





第28回QC検定考察





さてここまで「各級の合格率の推移」、「年齢ごとの合格率の推移」を見てきました。


各級の合格率を見てみると先ほど述べた通り、合格率は多少浮き沈みはありますが、ほぼ横ばいを示しています。


今後もこの難易度が継続していくと思うので、過去問の傾向をつかみ理解を深めることで合格にグッと近づくでしょう。


「年齢ごとの合格率の推移」を見てみると、4級を除いて30台前後の年代が受験者数が多いのが分かります。


正直もう少し年配の方が受験していると思っていたので、なかなか意外な結果でした。


また各級別に考察を行いますと以下のようになりました。



4級考察


4級は20台までの受験者数が多く、その後は緩やかに減少しています。


20台の受験者数が多いということはおそらく学生さんが団体で受験しているからだと推測できます。


合格率も85%ほどなので、以下に当てはまる方にはお勧めです。

Point ・初めて受験される方
・品質管理の知識を1から学びたい方
・とりあえず検定の合格が欲しい方


3級考察


3級の受験者数は20台前半をピークに、その後は緩やかに減少しています。


減少といっても他の級と比べても人数は倍以上の差があるのでかなり人気なレベルだといえます。


合格率も50%ほどなので、以下に当てはまる方にお勧めです。

Point ・4級じゃ物足りないと感じた方
・会社からのちょっとした評価が欲しい方



2級考察


2級の受験者数は20代後半をピークに、その後は緩やかに減少しています。


20代後半ということで、ある程度品質管理への理解があり、今後仕事でリーダーシップを発揮していく方が多い年代になります。


QC検定2級は3級の範囲も出題されますので、申し込み前から勉強時間に余裕がある方はまず3級を勉強して、理解に余裕があったら2級を併願するというのが効率的かと考えられます。

Point ・リーダーシップを発揮していきたい人
・力試しで3級と併願したい人



1級考察


1級の受験者数は30代後半から40代前半にかけてピークがあります。


合格率は約2.6%とされており、かなりの低さです。


ちなみに同じ検定の比較として英検1級の合格率は約10%ほどです。単純な合格率でいうとものすごく受かりずらいのが分かります。


また年齢的に40前後の方が多いということは、単純に品質管理への知識が豊富ということもありますが、少なからず昇進を視野にいれているのではないでしょうか?


合格率2%台の試験に受かるのであればその分野に関してはかなりのスペシャリストといえます。そんな能力のある人に上司は責任ある仕事を任せたくなるという気持ちは至極当然といえます。

Point ・品質管理に絶対の自信がある人
・ステップアップを狙っている人


そんな方は是非チャレンジしてみましょう。



最後に各級のグラフをまとめておきます。



QC検定【第29回】2020年の合格率・難易度を予想



さてここからは来年行われる、第30回QC検定についての詳細と難易度・合格率について考察していきます。


まず初めに2020年に行われる予定のQC検定の回数は例年通り2回の予定であり、日程は以下のように公開されています。

【第29回】2020年3月15日(日)
【第30回】2020年9月6日  (日)

第30回に関してはまだ確定した内容はないので詳細は省きます。


【第29回】2020年QC検定の詳細


日時

【第29回】2020年3月15日(日)

受付

 2019年12月2日(月)

金額

1級 8372円  1級・2級併願 12568円
2級 5235円  2級・3級併願 8372円
3級 4186円  3級・4級併願 6284円
4級 3137円


【第29回】2020年QC検定の難易度・合格率予想


過去のデータを元に予想した第29回の合格率を表すグラフが以下になります。


4級、3級の合格率はともにそこまで変動しない結果を予想しました。


しかし2級に関してはやや難化し、一方1級に関しては易化すると予想します。


ちなみに数値で各級の合格率を表すと、


・1級:4.20[%]
・2級:21.0[%]
・3級:50.0[%]
・4級:84.0[%]


なぜこのような合格率を予想したのか、その理由を解説していきます。


第29回QC検定の合格率予想の算出法




本当は過去の全合格率から第29回の合格率を予想するのが望ましいですが、QC検定が普及されたての頃、合格率に信憑性がないので直近のピークからの平均値との関係より、合格率を予想しました。





さてこれら元に、今後の予想をしていきますが3級・4級は恐らく変動しないので説明は控えます。



2級が難化する理由


過去と比べると問題の難易度は上がっており、2級登場時から見ても、1級~4級と比較して下がり幅が一番大きく、特に25回から27回にかけて合格率を慌てて修正したようにも見えます。


恐らく運営は2級の合格率を20%前後に抑えたいので、合格率を上昇させて30%台に近づけることはしないと考えられます。


以上の事から、合格率の平均に近く、減少した値である21%を選択しました。


1級が易化する理由


まず1級のピーク後の合格率平均を見てみると、5.92となります。


その結果と第28回の1級結果と比較すると28回はかなり難しかったことがうかがえます。


一級の合格率をこれ以上下げてしまうとそもそも1級を受験する人がいなくなってしまうと思いませんか?


そういった事態に陥らないためにも、第29回の試験においては合格率は高くなると予想しました。


まとめ


・QC検定を受験される際は自身のレベル・目的に合った難易度の級を選択する。

・勉強時間に余裕がある人は併願も視野に入れる。

・1級は品質管理に絶対的な自信がある人向け



いかがでしたか?
今回は第28回QC検定の結果をまとめてみました。


これから受験を検討されている方は是非参考にされている方は是非参考にしていただきますと幸いです。


3級の攻略記事も書いているので興味ある方はぜひ!

QC検定3級【品質管理検定】を合格したい方必見!0から3ヶ月で9割獲得した勉強法のすべて

ものづくりに携わるうえでものづくりと品質管理という役割は切っても切れない関係なのはご存じでしょうか? 最近は品質の不正などの多発により「品質」への関心が集められています。 その関心と共に注目されている自己摘発が そこで今回の記事はQC検定3級をした自身の経験をもとに攻略法・勉強法をお伝えできればと思います。 Point.1 こんな人にお勧めです ・勉強時間が足りないから要領よく学びたい ...


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